お知らせ

新春展示 牧野文幸展 〜生きるよろこび〜
玉島市民交流センター 美術展示室(2026/1/4〜1/18)

口で描く、口で書く——。

倉敷市出身の芸術家 牧野文幸(まきの ふみゆき) が遺した、
生命のエネルギーあふれる作品を展示します。

困難の中でも努力を重ね、楽しみを見つけ、
生きがいある人生を歩んだ牧野の歩みとともに、
作品が放つ「生きるよろこび」を感じていただける展覧会です。

新春展示 牧野文幸展 〜生きるよろこび〜|玉島市民交流センター 美術展示室(2026/1/4〜1/18)

開催概要

 会期:2026年1月4日(日)〜1月18日(日)
 時間:9:00〜17:30
 会場:玉島市民交流センター 美術展示室
 入場料:無料
 主催・お問い合わせ:玉島市民交流センター(TEL:086-526-1400)
 所在地:〒713-8121 岡山県倉敷市玉島阿賀崎1-10-1
 URL:https://www.tamashima-cec.jp/events/event/event-9380/

見どころ

“生きること”の熱量が、そのまま画面になる:力強い色彩と構図が、見る人の心に火を灯します。

絵画と書、両方で出会える展示:油画作品と書作品を同時にご覧いただけます。

講演会も開催:作品の背景にある人生や想いに触れられる特別な機会です。

講演会のご案内

会期中の 1月11日(日) に、牧野の父 牧野哲哉 氏による講演会を開催します。

 日時:2026年1月11日(日)14:00〜15:00
 会場:第2会議室
 参加費:無料(申込不要)

作家紹介:牧野 文幸(まきの ふみゆき)

牧野 文幸南正文

1966年1月富山県生まれ。

高校2年生の夏、水泳の練習に失敗して頭を強打し頚椎を損傷。
以来、首から下全身がマヒしていた。

15ヶ月の入院後、車椅子で元の普通高校に復帰、
級友の助けを借りて見事に卒業した。

卒業後、リハビリの先生に勧められ口で絵を描き始めた。
職業画家のもとで、毎日長時間の修練を重ね、
4ヶ月で描けるようになった。
絵は、一人では何ひとつ出来ない自分が唯一輝くことのできる場所だと言った。

さらに書道にも情熱を傾け、2004年に教授免許(五段)を取得した。

絵画制作の傍ら、同協会の巡回展会場にて実演、
また、地元の学校や公民館などでの講演活動を行っていた。

2017年6月永眠。

ご来場・シェアのお願い

入場無料です。
新春のひととき、作品の前で呼吸を整えるように、
静かに心を満たしていただけたら嬉しいです。
「行けないけど応援したい」方は、
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