いつでも使える絵葉書 No.303
心までパッと明るくなるような、華やかな花々の葉書でなつかしいあの人にお便りしてみませんか?
メモスティッカー No.364
春のブラウスのようなスイートピー、ひとつひとつの花がひらひらと蝶々になって舞い飛ぶイメージで描いてみました。
マスキングテープ30ミリ幅 No.378
きれいな花かごが並びました。ノートや便せんやアルバムの縁取りなど、いろいろなシーンを可愛く飾ってみましょう。
マスキングテープ15ミリ幅 No.379
東京オリンピックで熱戦をくりひろげるであろう選手の姿を、日本オリジナルの妖怪、河童の姿で表現してみました。かつては日本全国に、河童が出没すると言われた小川や沼が点在し、緑豊かな田園風景が広がっていたことでしょう。子ども達のはしゃぐ声が聞こえる、清流の復活を願いつつ。
春になって、たくさんの花々が咲き出しました。なにを描こうか、ソワソワしてきます。今年になって、市販の革靴を加工してくださる靴屋さんを見つけて、今まで麻痺している足を入れるのが難しくて、寒い冬でも足をおおいきれない、開口部の大きな靴しか履けなかった私が、ショートブーツを履くことができるようになりました。それから、こんど大学で平安文学の勉強を続けることにしました。心機一転、画風にも何らかの影響が見られるかもしれないと、ワクワクしております。みなさん応援してくださいね。
一つテーマらしいことを挙げるなら、のほほ~んと脱力感でしょうか。親犬はどっしりと、そのかたわらで子犬らは安心感を形にしたようなポーズで描きました。思うと、こういう空気感のイラストを結構描いてきた気もします。時にはクスッと小笑いがもれたりするようなシーン、画面の端から端まで間が抜けたような空気感の絵を繰り返し描いてみようと思います。
真っ先に親犬の位置が決まり、次に子犬たちを順番に配置してというプランで描き出すも、あれやこれやと中々上手く決まらず、何度となく描き直しては何とか落ち着きました。構図にちょっとしたリズムを付けたくて、子犬の頭を上や下へと置き換えてバランスをみます。この作業が構図を取る難しさであり、面白さでもあります。気取って言うのなら、「こうして一枚の絵の完成までの旅は続くのでした…」でしょうかね。
描く前からイメージを膨らませて、参考にする資料収集や趣味も兼ねた映画・動画鑑賞、事前の準備もしっかりこなして描き出す作品も多くあります。それとは異なる、漠然とフワッとした気分で描き始める作品もそれなりに数あります。軽い気分で勢いに任せて描き進めて行き、出来上がりの終盤から何となく細部が変わり、こちらの方がしっくり納まり終了、なんて絵もこれはこれで爽快な良い気分です。ひとつのことを繰り返し長く続けていると、偶然から起こること、予定から外れたことなど、思いもよらない良い結果をもたらしてくれる時もあります。これだから創作行為は不思議で止められないのでしょうね。そんな幸せな気分のなか、いつものアトリエに向かう日が私の日常なのです。