お知らせ

日本画家 南正文 作品展「よろこびの種を」
11月29日(土)・30日(日)、敦賀市にて開催
入場無料

口に筆をとって描く日本画家として、
全国各地で活動を続けた南正文(1951-2012)の作品展が、
福井県敦賀市のKAGURUにて開催されます。

南は「口と足で描く芸術家協会」の正会員として、
多くの花や自然の風景に“よろこび”の願いを込めて描き続けました。
その作品群は、優しさと生命力に満ち、観る人の心をあたたかく包み込みます。

日本画家 南正文 作品展「よろこびの種を」

開催概要

 会期:2025年11月29日(土)〜11月30日(日)
 時間:10:00〜16:00(最終日は15:00終了)
 会場:KAGURU(カグ~ル)
 住所:〒914-0063 福井県敦賀市神楽町1丁目1-5
 入場:無料

南正文が遺した四季の花々の絵画作品をご覧いただける貴重な機会です。
ぜひご来場ください。

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同時開催イベント(有料)

南正文ドキュメンタリー映画
『天から見れば』ダイジェスト版上映 & 南弥生お話会

 一部:10:00〜11:30
 二部:13:30〜15:00
 料金:各回1,000円(要予約・LINE受付)

展示タイトル「よろこびの種を」に込めた想い

作品を通じて、見る人の心に小さな「よろこびの種」がまかれ、
それがやがて花ひらいていくことを願って名付けました。
絵にこめられた優しさや強さを、ぜひ会場で感じてみてください。

主催・協賛・後援

 主催:一般社団法人南正文よろこびの種
 協賛:口と足で描く芸術家協会
 後援:敦賀市、敦賀市教育委員会、
     美浜町、美浜町教育委員会、美浜町社会福祉協議会

日本画家 南正文|作家プロフィール

南正文

1951年9月大阪府堺市生まれ。
小学3年生の春休みの最後の日、父が経営する木工所で、機械のベルトに巻き込まれて両腕を切断する事故にあう。
怪我のため、2年遅れて養護学校へ4年生から入学し、勉学と生活訓練に励む。
中学2年生の時、口筆画家 大石 順教尼の最後の弟子となり、口に筆をくわえ毛筆と日本画に取り組む。
1967年、堺市展に初出品し、入選。以降、毎年公募展で入選、受賞を繰り返す。
1975年、口と足で描く芸術家協会(当時の世界身体障害芸術家協会)会員となる。
日本画家として、また協会会員として絵画の制作、個展を中心とした活動を続けながら、全国の少年院、寺院小学校、刑務所などを訪れての講演活動や、タイの里親制度に対する支援、ネパールでの小学校建設などを行う。
2012年12月、永眠。生涯で、約900点もの絵画を制作した。

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