画家のアトリエ ~インタビュー、ニュースから画家の素顔をご紹介~

  • グループ展に向けて
    Vol.1 やらないで後悔するより、やってみて後悔する方がいい。
    Vol.2 参加メンバーに裏原宿の空気を感じて欲しくて、みんなで下見に訪れました。
    Vol.3 絵を描くことは「好き」を超えた特別なもの
    Vol.4 [特別編]グループ展開催、直前インタビュー
    Vol.5 たくさんの出会いを楽しんだ、初めてのグループ展


  • 青春の激しさと、人生のぬくもり 水村喜一郎

    生きるよろこび 牧野文幸

グループ展に向けて

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グループ展に向けて Vol.2 グループ展の会場は裏原宿。参加メンバーにここの空気を感じて欲しくて、みんなで下見に訪れました。
若者の町に、お堅いイメージの画家が集うのも、いいんじゃない?
10月開催が決まったグループ展を前に、参加メンバーたちは、会場となるアート・ギャラリーを下見に訪れた。場所は、若者の町・原宿。古小路さんは、新潟から駆けつけた飯原さんとJR原宿駅で待ち合せ、竹下通りを散策しながら会場へ向かう。そこは、まさに若者たちのワンダーランド。ユニークな雑貨屋や奇抜なファッションを競うブティックが軒を連ねる風景に、二人は大いに好奇心をかき立てられたようだ。

JR原宿駅で待ち合せ。お天気にも恵まれ、お散歩気分でギャラリーまで。

夏休みに遊びにくる姪っ子のために、 竹下通りを「視察」中の古小路さん。


午前中なので人が少なめとはいえ、竹下通りはいつでも賑やか。
「はじめは、原宿=若い人の町というイメージがあるので、自分にとってはピンと来ないというか、僕らがグループ展を開く場所としては、あまり縁のない町だと思っていました。でも、友人の展示会を見に訪れてみたら、『これって、いいんじゃない?』と思ったんです。イラストレーターやデザイナーなど、表現したい人たちが集まる独特の空気感。その中で、僕らのような、ちょっとお堅いイメージの絵描きが集まって展示会を開く。若者たちの軽いノリに対する異質な感じが面白いな、と思ったんです。
ギャラリーのある裏原宿は落ち着いた雰囲気がありますが、表通りに出ると『誰が買うんだ?!』と思うような雑貨や洋服が並んでいて(笑)、毎日がお祭り騒ぎ。日頃、僕らは自分のアトリエで静かに絵を描いていることが多いので、原宿のような雑多でエネルギッシュな空間に身を置くと、それだけで刺激になります」

工事現場の囲いにもアート感覚があふれていて、刺激的。
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