
会場となるアート・ギャラリー。今日は展示がないのでガランとしている。
会場の選定は、東京在住の古小路さんが主導するカタチで進めてきた。他にも候補があったそうだが、開放感のあるスペースと自由な空気が決めてとなり、この場所になったという。
「昨年、台湾で開かれた展覧会『INTERNATIONAL Art Exhibition』に参加し、その時の参加メンバーとグループ展の企画で盛り上がったんです。不安がなかったと言ったらウソになりますが、帰国後、メールや電話で打ち合せを重ねていく中で、誰一人としてテンションが落ちませんでした。
できるだけみんなの意見を取り入れて会場を選んだつもりですが、実際に訪れてみないと感じられない空気って、ありますよね。だから、みんなにも事前に下見をして欲しかったんです。幸い、今日はメンバー全員が集まることができました。打ち合せの後は周辺を散策して、裏原宿の「空気感」を味わう予定です。みんながこの気分を持って帰って、絵の制作に生かしてもらえたら、と思っています」

車で来るメンバーとも合流して、打ち合せ開始。
裏通りとはいえ、1階のオープンスペースは誰でも立ち寄れる気軽さが魅力。古小路さんは、ここで、思いもかけない新しい出会いが生まれることを、楽しみにしている。

軽いランチを挟んで、近況報告から絵の話、グループ展の企画まで、話題が尽きることがない。