画家のアトリエ ~インタビュー、ニュースから画家の素顔をご紹介~

  • グループ展に向けて
    Vol.1 やらないで後悔するより、やってみて後悔する方がいい。
    Vol.2 参加メンバーに裏原宿の空気を感じて欲しくて、みんなで下見に訪れました。
    Vol.3 絵を描くことは「好き」を超えた特別なもの
    Vol.4 [特別編]グループ展開催、直前インタビュー
    Vol.5 たくさんの出会いを楽しんだ、初めてのグループ展


  • 青春の激しさと、人生のぬくもり 水村喜一郎

    生きるよろこび 牧野文幸

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Vol.4 [特別編]グループ展開催、直前インタビュー

5人の画家、グループ展に寄せるそれぞれの思い。
Q.今回のグループ展の見どころとは?
「五人展」であることです。絵の持ち味はもちろん、人としての個性も異なるので、それがいちばんの見どころだと思います。
今回は、一人ずつスペースを区切り、それぞれのテーマを持ってスペース内を自由に使うことにしました。ところが、私自身、どう展示したらよいのかまだ迷っておりまして(笑)。まとまりのないものになってしまうかもしれませんが、そんなところにも、何らかの面白さを見出していただければ幸いです。
個性の強い5人の障がい者の絵が、原宿という町でどのようにみなさんに表現できるのか。楽しみにいらしてください。

Q.出展作品、展示テーマなどについて教えてください。
今回は「海」をテーマにした作品を5点出展する予定です。
メインとなる2点の大きな作品が、動きのある発色のいい絵なので、私のスペースでは「躍動と光」がテーマとなります。
会場は、自分にとって仮のアトリエのような場所になると思えたので、私がいつも絵を描いて生活している場所、その生活感のようなものを醸し出せる展示にしたいと考えています。

Q.絵画制作で苦労した点などあえば、聞かせてください。
一人ひとりの画家の個性がより打ち出されると思うと、大きなプレッシャーを感じてしまいました。
私の場合、1枚の絵を仕上げるまでに203カ月かかります。その間、ずっと口に絵筆をくわえて描くため、どうしても首に大きな負担がかかるんです。この負担とどう付き合っていくかが、今、もっとも苦労していることです。
実は、新作1点はまだ鋭意制作中で、展示会までにちゃんと絵が仕上がるか心配です。少し気軽に考え過ぎていたようで、反省しています・・・。
今回の新作では点描に挑戦したので、制作にはかなりの労を費やしました。
歯の治療を行いながらの制作だったので、かなり苦労しました。何度か諦めそうになりましたが、なんとか完成させることができました。諦めずに描き続けて良かった!

Q.絵画制作で苦労した点などあえば、聞かせてください。
いろんな方に自分の絵を見ていただけること、そしてたくさんの人に出会うことです。今回は初めてのトークショーもあるので、みんながどんなことをしゃべるのか、密かに楽しみにしています。
出会い、語らいです。障がい者と触れ合ったことのない人にもぜひ足を運んでいただき、絵を通して何かを感じ取っていただけたら、と思っています。
初めてこうした絵画展を知り、障がい者との交流に関心を持った方、ぜひ足を運んでください。

5人の画家からのメッセージ
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