絵画展レポート

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口と足で描いた絵 第2回西宮絵画展 
						■ 期間:2014年10月15日(水)~17日(金)
						■ 会場:阪急西宮ガーデンズ・ホール 【阪急西宮ガーデンズ4F】
						■ 入場料:無料
						■ 主催:口と足で描く芸術家協会
						■ 協賛:ごえんのちから
						■ 後援:西宮市/西宮市教育委員会
						
						2014年10月15日(水)~17日(金)の3日間、阪急西宮ガーデンズ(4Fガーデンズ・ホール)にて
						「口と足で描いた絵 ~HEARTありがとう~」絵画展を開催。
						
						【感謝の気持ちがアートに】をテーマに「HEARTありがとう」というメッセージを掲げ、
						口や足で描いた世界中の絵画作品 約50点の展示及び、口で描く画家による絵画制作の実演を行いました。
						同時に特別展示として、西宮市立西宮養護学校の児童生徒さんの作品も展示し、ご覧いただきました。
						
						また、単に作品を展示するだけではなく、口で描く画家と子供たちとの交流を図る「課外授業」を行い、
						近隣の小学校3校が参加してくれました。
						さらに、ケーキハウスツマガリの津曲孝氏をお招きして、講演していただきました。
						会場の風景 会場の風景 写真 
						会場には日本人38点、海外14点の口と足で描く画家たちの作品を展示。
						作品には絵画だけではなく、書や足で織ったさをり織りも含まれています。
						会場の風景 写真 
						作品と共に作者のプロフィールも併せて掲示。
						プロフィールと共に絵を見ることによって、感じることも大きくなったことと思います。
						画家たちの生活、口や足で描く様子、協会の活動をご紹介したビデオを放映。
						会場の風景 写真 
 						特別展示として西宮市立西宮養護学校の児童生徒さんの作品も展示しました。
 						純粋素朴ながら、色鮮やかで個性的な作品が、会場を彩りました。
 						16日(木)には、西宮市内に本店があるケーキハウスツマガリの製菓技術者 津曲孝氏を招いて、講演会を開催。
 						製菓と芸術ではジャンルが異なりますが、一つのことを極めていく上では共通点も多く、
 						これまでの経験を御話しくださいました。 ケーキハウス ツマガリ 画家の実演 画家の実演 写真 
						4名の画家が交代で、絵を描く実演を行いました。
						実際に描く姿をご覧になると、その細かいタッチに驚かれます。
						また、口で描くのに工夫された道具にも、関心を抱かれたと思います。
						
						実演した画家 森田 真千子(大阪府)・古小路 浩典 (東京都)・石橋 亨弘(大阪府)・梅宮 俊明 (埼玉県)
課外授業 
						西宮市教育委員会のお力添えもあり、今年は3校の小学校が参加してくださいました。
						西宮市立平木小学校 3年生2クラス(10月15日)
						西宮市立高木小学校 4年生2クラス(10月15日)・4年生2クラス(10月16日)・4年生2クラス(10月17日)
						西宮市立深津小学校 6年生2クラス
						
						絵画鑑賞:すごい、かわいい、めっちゃキエイと自然と声が出ます。
						実演見学:みな真剣に見てくれました。
						
						画家が絵を描き始めるきっかけを話す:それぞれ、異なる経験を話しました。子供たちは、静かに聞いていました。
						子供たちからの質問コーナー:絵を描いて嬉しかったことは?手が使えなくてイヤになることはないですか?
						など、直接的な質問も出ました。
						
						口で描く体験:戸惑いながらも、一人が始めるとみんなで!難しい、でも楽しいと言ってくれました。
						描きながら画家と交流:丸(○)を描くのが難しいとの質問に、画家も「丸は難しい、何度もやってみるしかない」との答え
						
						先生もチャレンジ:力加減が難しくかったとコメントされました。
						最後に画家から子供たちへ:「生きがい、自分の好きなことを見つけて、それに向かってチャレンジする」
						「何度失敗してもあきらめない」
						「自分も周りの人に支えられて生きているので、みんなも周りを大切にして、助け合いを大切に」
						と、画家からメッセージを送りました。
						みんなで記念撮影! 子供たちの感想をご紹介 
						・とっても絵はみんなをえがおにしてくれて、わたしも3人みたいに笑顔でかいていきたいです。
						・自分が気をつけたいことは、すぐにあきらめないことです。
						・実際に口でかいてみました。むずかしかったです。しょうがいしゃもたくましく生きていて、
						 そこがとてもすごいと思いました。
						・これから、いろいろつらいことや悲しいことがあるかもしれません。
						 そのときに、今日のことを思い出してがんばりたいと思います。
						・わたしは、しょうがいのある人の力に少しでもなりたいです。
						・わたしは、そんな人たちがかく絵がどれもすてきです。
						・最後の話に出てきたように、何か一つ自分の夢を見つけて、それに向かって一生けんめいがんばっていきたいです。
						
						ご来場いただきました方々、お手伝いくださいました方々、ありがとうございました。
						楽しく、心に残る絵画展を開催できました。
						口と足で描く画家、スタッフ一同、感謝申し上げます。

ご来場くださった方が、絵画展の模様をブログに掲載してくださいました。