
1957年4月長崎県生まれ。
出生時の障がいのため発育が悪く、3歳の時に脳性小児マヒと診断された。機能訓練に懸命に励んだが、日常生活の全てに介助が必要で、言語障がいも著しい。車椅子を足で操作して移動する。
1972年、国立療養所清楽荘に入所。そこで絵に興味を持ち、ボランティアの大学生より基礎を習う。
1977年、きぼうの家に移る。そこで、協会主催の絵画教室に加わり本格的に始め、足での描画を習得した。
1990年には、「第3回障害者自立読売絵画展」にて、「審査員特別賞」を受賞した。
心の叫びをキャンバスにぶつけて描き、今では絵が生き甲斐となっている。