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梅宮 俊明
埼玉県
口で描く
1966年8月東京都生まれ。
19才の時の自動車事故で脊椎を損傷し、以来、車いす生活で、肩から下の感覚がない。
父の死後、自立への道を模索し、油絵の先生や一緒に描く仲間たちとの出会いを経て、口での描画を始めた。現在は、社会福祉協議会において、月に2度のレッスンを受けている。
2006年に初めて障がい画家の作品展に出展し、「全国肢体不自由者父母の会連合賞」を受賞。続く年には優秀賞を受けた。
2011年3月、夢であった個展をさいたま市にて開催、成功させた。
障がいを持っている仲間達に、夢を少しでも与えられる絵を描きたいと、奮闘中。
 

 2011年3月に今まで目標にしていた、個展を開きました。直前に東日本大震災という、私たちにとって大変な災害があり、その直後に開催することにとても悩みました。しかし、いろんなタイミングを考え、思いきって開催しました。そして、多くの人たちや協会の人たちのご協力のおかげで成功することが出来ました。それに伴ういろいろな苦労もありましたが、とても思い出に残る個展でした。
 個展には多くの方たちが来ていただきました。友人や、車いすになってからお世話になった方々から、たくさんのお祝いの言葉などをいただいた時には、今までの努力が報われた思いでした。
 そして、その中でも震災に遭われたご年配のご婦人の方に、私の絵に勇気を頂いたと言われた時には、涙が出る思いでした。

 そんな体験を経て、これからの目標が決まりました。絵の技術はまだまだですが、自分らしい色使いやタッチで、震災に遭われた人たちだけではなく、日本の人たちが明るくなれるような、そんな絵が1枚でも描けるよう努力をしていきたいと思います。

発色のいいダイナミックな油彩画
   
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