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南 正文
大阪府
口で描く
1951年、大阪府堺市生まれ。
小学校3年の春休み最後の日、父が経営する木工所を手伝っていて、機械のベルトに巻き込まれて両腕をもぎとられる事故にあう。
事故のため2年遅れて、養護学校へ4年生から入学。そこで口で本をめくり、足指でノートをとり、足と肩で箒を支えて掃除することなど、勉学と生活訓練に励む。
中学2年のとき、「日本のヘレン・ケラー」と呼ばれた大石順教尼の最後の弟子となり、口に筆をくわえ、日本画の勉強に取り組む。
1967年、堺市展に初出品し、入選。以後、毎年入選する。
1970年、堺市展で奨励賞を受賞。以後、数回受賞。
1975年、世界身体障害芸術家協会(現在は口と足で描く芸術家協会)会員となる。以後、各種の展覧会、グループ展に出品する。
1999年、財団法人ソロプチミスト日本財団より社会貢献賞受賞。
そのほか、ネパールへ学校を贈る運動に尽力し、3校を建立。海外や国内での講演、国内の刑務所や少年院を慰問するなどの活動もおこなっている。
2011年、作品集「ふりかえってみれば…」を発刊し、またドキュメンタリーフィルム「天から見れば」が製作、上映された。

ありのままの自分を受け入れ

私たちは、この協会があることで安心して絵を描き、生活させてもらっています。
手があるのと無いのでは、やはりハンディが大きいものです。背伸びもしましたが、比較するとつらくなります。
しかし、ありのままの自分を受け入れた時、自分しか出来ない絵、生き方をしようと思った時、心が軽くなりました。 大きな絵が芸術性は高いのか?小さい絵はダメなのか?悩みましたが、小さな絵でも大作を描く気持ちであれば同じではないのかと気づきました。 少しでもいい絵を描き、喜んでもらえる作品を残していきたいと願ってがんばっています。
皆さんにして頂くだけでなく、少しでも出来ることをやっていきたいと思っています。


見る人の心を打つ美しい日本画を制作し続けている
         
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