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南 正文
大阪府
口で描く
1951年9月大阪府生まれ。
小学校3年生の春休みに製材業を営む父を手伝い、機械のベルトに巻き込まれて両腕を失った。
事故のため2年遅れて、養護学校へ4年生から入学。
口、足、肩を使って勉学と生活訓練に励んだ。
14歳の時、今は亡き口筆画家大石順教尼に師事、口での描画と生き方の修行を始めた。
師事後1年で口筆画“若武者”が堺市展に初入選。その後も公募展で入選、受賞を繰り返す。
1995年には堺市展の審査員となり、現在は展覧会を離れ個展を中心とした活動をしている。
1996年に堺市身体障害者相談員となる。
1999年には財団法人ソロプチミスト日本財団より社会貢献賞を受賞した。

ありのままの自分を受け入れ

私たちは、この協会があることで安心して絵を描き、生活させてもらっています。
手があるのと無いのでは、やはりハンディが大きいものです。背伸びもしましたが、比較するとつらくなります。
しかし、ありのままの自分を受け入れた時、自分しか出来ない絵、生き方をしようと思った時、心が軽くなりました。 大きな絵が芸術性は高いのか?小さい絵はダメなのか?悩みましたが、小さな絵でも大作を描く気持ちであれば同じではないのかと気づきました。 少しでもいい絵を描き、喜んでもらえる作品を残していきたいと願ってがんばっています。
皆さんにして頂くだけでなく、少しでも出来ることをやっていきたいと思っています。

南正文は現在、日本画家として、また協会会員として絵画の創作、個展を中心とした活動をするかたわら、「この花会」を主催して若い障害者への指導にあたっています。 また、これまでお世話になってきたことへのご恩返しの気持ちから、自費で全国の少年院を慰問して回っています。その他、寺院、小学校、刑務所などを訪れ、講演活動を行っています。
1993年ごろからは、活動は海外にもおよび、タイの里親制度に対する支援や、ネパールでの小学校の建設、教師の派遣、奨学金援助などを行っています。
今後は、ネパールで里親制度の設立を目指しています。

見る人の心を打つ美しい日本画を制作し続けている
         
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