継続は力なり
受傷後、養護学校で口に筆をくわえて絵を描き始めてから20年の時が過ぎました。初めは筆が震え満足に線さえ引くことさえできませんでした。少しずつではありますが絵らしい絵が描けるようになってきましたが、まだ絵を本格的に描こうという気などありませんでした。自分が嫌になり絵から逃避することもありました。帰郷してから自分には何ができるのか?自答自問しているとき協会のことを知り、絵を描くことで今までお世話になった人に恩返しができるのではないかと思いました。また、私の絵を通していろいろな人に勇気と希望をあたえられるのではと思うようになりました。
協会から援助を受けてからは本格的にいろいろな技法を学んだり、試行錯誤したりして、日々絵に打ち込むことができるようになりました。今は、商品として私の絵が世の中に出て、みなさんから購入して頂けることを喜びに感じています。
絵にいきづまったとき、私はよく自然を見に行きます。そこには四季折々の風景があり、色があり、匂いがあります。これからも、皆さんに少しでもそんな生命感あふれる絵を感じ取ってもらえるように、微力ながら日々精進して「継続は力なり」でがんばります。
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